黄砂~環境省黄砂飛来情報(ライダー黄砂観測データ提供ページ)

黄砂の飛来状況 黄砂の飛来状況

ライダー(LIDAR: Light Detection And Ranging)は、目で見ただけでは判らない黄砂と黄砂以外の粒子状物質(例えば、大気汚染物質)を区別し、リアルタイムで観測できる装置です。このページでは、ライダーの観測結果(速報値)をもとに、各計測地点の地上~上空までの黄砂濃度を示しています。

 

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1時間平均値
(直近12時間)

1日平均値
(直近7日間)

  最新の黄砂濃度  

 

1.2
1.0
0.8
0.6
0.4
0.2
0

地上付近濃度

高度別濃度

欠測の場合は空白で表示されます。

※欠測の場合は空白で表示されます。

ライダー(LIDAR: Light Detection And Ranging)は、目で見ただけでは判らない黄砂と黄砂以外の粒子状物質(例えば、大気汚染物質)を区別し、リアルタイムで観測できる装置です。このページでは、ライダーの観測結果(速報値)をもとに、各計測地点の地上~上空までの黄砂濃度を示しています。

※本ページに掲載されている飛来情報は、ライダー装置で得られるデータ(光の量の変化)から換算された物質量です。
※気象庁が発表する黄砂(目視観測)とは観測方法が異なるため、気象庁の観測結果とは必ずしも一致しません。また局地的に舞い上がった砂や塵、霧雨を計測して高い値を示すこともあります。ご留意下さい。
※表示されている時刻は日本標準時です。

このページの特徴 このページの特徴

ライダーとは

ライダーは、レーザー光を用いたレーダーで、上空を通過する黄砂をリアルタイムで計測できる機器です。
レーザー光を地上から送信し、上空の浮遊物質に当たってはね返ってくる光線を解析することによって、いろいろなことが分かります。
なお、リアルタイムの観測データは観測地点から自動送信され、毎時30分頃に更新されます。
(例えば、9時から10時までのデータは10時30分に更新されます。)

地上から送信されるレーザー光線(国立環境研究所)

黄砂と大気汚染物質の区別が可能です

一般的に排ガスなどから生成される粒子状の大気汚染物質は球形ですが、黄砂粒子は球形ではありません(右写真参照)。
この形状の違いをライダーは判別できるため、肉眼では区別できない黄砂と黄砂以外の大気汚染物質等の粒子状物質を判別して観測することが可能となります。

黄砂粒子の電子顕微鏡写真

黄砂粒子の電子顕微鏡写真
黄砂パンフレットより)

黄砂ライダー

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ライダー観測装置では、偏光レーザー光(光波の位相が一方向にそろったもの)が用いられています。
偏光レーザー光は、球形の物体に当たってはね返ってくる時は偏光状態が変わりませんが、非球形の物体に当たってはね返ると偏光状態が乱れるため、この偏光状態の乱れる程度によって、浮遊物質の形状が判断できます。

偏光レーザー光説明図
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地上付近の黄砂の濃度がリアルタイムで判ります

レーザー光が微粒子に当たりはね返ってくる光線量から、浮遊物質量(濃度)を推定できます。
各地点に表示されている色で地上付近(地上から上空1kmまで)の黄砂の平均濃度を表しています。

円柱図
SPM地図
黄砂ライダー

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本ページに掲載されている数値は、ライダー装置で得られるデータ(光の量の変化)を基に計算した黄砂の濃度です。観測された値(光の量)を、その地域の特性を基に黄砂の量(推定値)として計算したものが、このページで使用されている黄砂の濃度 [mg/㎥]です。

■光線量から、浮遊物質量(濃度)を推定する原理
光線量から、浮遊物質量(濃度)を推定する原理
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高度別の黄砂濃度がリアルタイムで判ります

微粒子に当たってはね返ってきたレーザー光の乱れ具合から、黄砂の高度別の濃度(=上空のどの辺りに、どの程度黄砂が飛来しているか)を知ることができます。
グラフエリアの「高度別濃度」をクリックすると、上空6kmまでの黄砂の高度別の濃度が、色分けされて表示されます。
例えば、グラフの上部のみが濃くなっている場合は、黄砂が地上には飛来しておらず、上空を通過していると考えられます。

黄砂の高度別の濃度
黄砂ライダー

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■浮遊物質の高度を把握する原理
浮遊物質の高度を把握する原理
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地点毎の黄砂濃度の日・時間変化が判ります

地点名をクリックすると、地点毎の黄砂濃度が表示されます。
また、グラフエリアの選択ボタンを切り替えることで、時間変化と日変化の両方を確認できます

黄砂濃度の日・時間変化表示の見方 黄砂濃度の日・時間変化表示の見方

地点が強調表示されているときは

浮遊粒子状物質(SPM)の濃度(ライダー設置場所に一番近い一般環境大気測定局のSPM観測データ)の速報値が環境基準(1時間値)の0.2mg/㎥を超え、かつライダーでも地上付近の黄砂が高濃度(0.3mg/㎥を超えた場合)と判定されたときに強調表示されます。
※なお、この表示機能は日本にある観測地点のみを対象としています。

地点が強調表示されているときは 地点が強調表示されているときは
SPM地図通常時
SPM地図強調表示
黄砂ライダー

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SPMとは、大気中に浮遊している微小な粒子状物質(粒径が10μm以下)のことであり、自動車の排ガスや工場からのばい煙に加え、微小な黄砂粒子なども含まれます。春期には、黄砂による影響を受けて、SPMが一時的に高濃度になる場合があります。このため、地点が強調表示されているとき(=SPM、ライダーともに高濃度を観測しているとき)は、地上に黄砂が飛来していると考えられます。

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モデル計算による黄砂の予想分布

画面左下のCFORS画像は、ライダーデータを利用したシミュレーションモデルによる東アジアの黄砂の予想分布であり、国立環境研究所と九州大学との共同研究の一環として提供しています。

CFORS

■CFORSの分布図は、地表から高度1kmまでの黄砂の平均濃度を示しています。
■春以外の季節には、高めの値が表示されます。
■明後日までの予想分布図は、CFORSのホームページでご覧になれます

黄砂ライダー

その他の黄砂関連情報 その他の黄砂関連情報

ライダーデータ以外に、黄砂の重要な情報として、SPMデータと視程データがあります。

■SPMデータ
黄砂は粒子状物質であるため、地上付近の黄砂の飛来状況は浮遊粒子状物質(SPM)の観測結果も参考となります。ただし、SPMの観測データには、粒子状の大気汚染物質も含まれることにご留意ください。環境省大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」より、見たい地域をクリックし、「浮遊粒子状物質」の項目を選んでご覧ください。

■視程データ
気象庁の黄砂情報では、大気中に浮遊した黄砂または局地的に舞い上がった砂や塵について、その濃さ(水平方向の見通し)に関わらず、観測者が目視で観測した地点を表示しています。

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飛来情報Q&A 飛来情報Q&A

空が霞んでいるときは、黄砂が飛んできているの?

空が霞んでいても、黄砂とは限りません。大気汚染由来の粒子状物質によって空が霞んでいる場合があるからです。ライダーは、このように目では区別が難しい黄砂と大気汚染物質を区別して観測することができるので、この黄砂飛来情報ページ上の黄砂飛来量をご参考にしてください。なお、地上付近では局地的に舞い上がった砂や塵によって視界が悪くなっている場合もあります。

空が霞んでいるときは、黄砂が飛んできているの?

今日の黄砂は多いの?少ないの?

このページで表示している各地点の色が、地上付近(地上から上空1キロメートルの間)に浮遊している黄砂の量に対応しています(注:曇りの日は、雲の高さまでの黄砂の量)。このため、過去の黄砂飛来時の画面と見比べることにより、現在の黄砂の飛来量が多いのか、少ないのかを比較することができます。日本では濃度換算で0.3mg/m3を超えることはあまりありませんが、これを超えるような規模の黄砂が地上付近に降ってきている場合は、黄砂による車や洗濯物の汚れが目立つようになることが考えられます。

今日の黄砂は多いの?少ないの?

地上付近の黄砂の量については、浮遊粒子状物質(SPM)の濃度も参考になります。SPMデータ(そらまめ君)へのリンクから、見たい地域と表示項目の「浮遊粒子状物質」を選択してください。黄砂が飛来しているときであって、SPM濃度が黄色で表示される範囲よりも高濃度の場合は、黄砂が多いと判断されます。

また、このページでは、ライダー設置場所に一番近い一般環境大気測定局のSPM観測データ速報値が環境基準(1時間値)の0.2mg/m3を超え、かつライダーでも地上付近の黄砂が多い(0.3mg/m3を超えた場合)と判定されたときに、地点が強調表示されます。

SPMイメージ

日本の上空を通り過ぎていく黄砂があるって本当ですか?

グラフエリアの「高度別濃度」をクリックすると、上空6kmまでの黄砂の高度別の濃度が色分けされて表示されます。グラフの上のみが濃くなっている場合は黄砂が地上には飛来しておらず、上空を通過していると考えられます。

明日洗濯物を干しても大丈夫ですか?

明日の黄砂の飛来状況については、気象庁が黄砂予報を実施していますので、気象庁黄砂情報ページへのリンクから、気象庁の発表をご覧ください。なお、国立環境研究所と九州大学がライダーデータを活用した共同研究の一環として提供しているCFORSのホームページでは、黄砂の濃度分布について、翌々日までのシミュレーション結果を提供していますので、ご参考になると考えられます。

今日の黄砂はどこから日本まで飛んできたの?

黄砂は、中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など発生源地域から、さまざまな輸送過程で日本に飛来します。黄砂がどのようなルートで飛来したのかについては、CFORSへのリンクから、モデル計算による黄砂の分布図のアニメーションを利用して、過去に遡って黄砂が日本に飛来するまでの動きを見ることができるので、ご参考にしてください。

調査地点情報 調査地点情報

観測地点 設置者 所在地(設置場所) 経度、緯度
日本 札幌 北海道大学 北海道札幌市
(北海道大学)
141.34E, 43.07N
仙台 東北大学 宮城県仙台市
(東北大学)
140.85E, 38.25N
つくば 国立環境研究所 茨城県つくば市
(国立環境研究所)
140.12E, 36.05N
東京 環境省 東京都新宿区
(新宿御苑)
139.71E, 35.69N
千葉 千葉大学と
国立環境研究所
千葉県千葉市
(千葉大学)
140.10E, 35.63N
新潟 環境省 新潟県新潟市
(アジア大気汚染研究センター)
138.94E, 37.84N
富山 環境省 富山県射水市
(富山県環境科学センター)
137.10E, 36.70N
大阪 近畿大学と
国立環境研究所
大阪府東大阪市
(近畿大学)
135.59E, 34.65N
松江 環境省 島根県松江市
(島根県保健環境科学研究所)
133.01E, 35.48N
長崎 環境省 長崎県大村市
(長崎県環境保健研究センター)
129.98E, 32.94N
福江島 総合地球環境学研究所 長崎県五島市
(総合地球環境学研究所)
128.68E,32.75N
沖縄 国立環境研究所 沖縄県国頭村
(辺戸岬観測ステーション)
128.25E, 26.87N
韓国 ソウル ソウル大学と
国立環境研究所
ソウル
(ソウル大学)
126.95E,37.45N
済州島 ソウル大学と
国立環境研究所
済州島
(ABC-Gosanスーバーサイト)
126.16E,33.29N
モンゴル ウランバートル 気象水文環境監視庁 ウランバートル
(気象水文環境監視庁本部)
106.90E, 47.92N
サインシャンド 気象水文環境監視庁 サインシャンド
(サインシャンド測候所)
110.12E, 44.87N
ザミンウード 気象水文環境監視庁 ザミンウード
(ザミンウード測候所)
111.90E, 43.72N
中国 北京 日中友好環境保全センターと
国立環境研究所
北京
(日中友好環境保全センター)
39.99N, 116.42E

関連情報 関連情報

過去の黄砂飛来状況の概況や関連データがご覧いただけます。

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国立環境研究所と九州大学が提供する黄砂の予測分布がご覧いただけます。